マイクロフォンハンドリングロボット
携帯電話の普及により、それに内蔵されるマイクロフォンの需要が急速に高まりました。マイクロフォンは、古典的な部品の一つですが、携帯電話の小型化への要望により、小型化が要求され、直径3mm以下の製品が製造されています。本機は、製造現場のこのような現状の改善を発端に高速且つ、正確に小型マイクロフォンを、自動的に取り扱うことを目的に開発されたものです。
従来は、人海戦術に頼っていた検査が自動化され、人的ミスを廃し、検査精度の向上に貢献しています。
本機は、中国最大の音響部品メーカーの依頼により、生産されました。
画像処理技術による回転位置検出により、マイクロフォンそのものを回転させることなく、
接触子を回転することにより、検査を行います。
この機能により、1個あたりの検査時間の大幅な短縮が可能になりました。